// エピローグ

 老人はいつものように、首に掛けてある大量のねじまきからひとつ、手に取った。どれも大きさは大小異なるが、似たものは多い。しかし長年手にしていたため、ちょっと触ればどれが必要なねじまきか分かるようになっていた。嫌な慣れだ、と思う。そのくせ、まだしばらくはこの慣れとは付き合いそうだったが。
 小さなぜんまいで止まりかけの時計のねじを回した。いち、にい、さん、しい、ごお。無意識のうちに数えながら限界まで回し、ぜんまいを抜いて蓋をそっと閉じた。カチコチ、規則正しいリズムでなり始める。これでいい。これでしばらくは持つ。もう今日はやることもなかった。これが老人のいつものやることだった。壁中に飾られたぜんまい時計を回すことが、彼の。
 早く寝ようと老人がいそいそとベッドへ向かうところ、扉を誰かが二度叩いた。そして同時に気が抜けるような声がくぐもって聞こえる。
「すいませーん、どなたかいますかー」
「……ちょっと待ってくれ」
 刑務官か。老人は少しどきりとした。だが数十年も放っておいて今さら連絡を取ることもあるまい。いや、もしかしたらこれが終わるという知らせかもしれない。あるいは単なる訪問者か。訪問者だとして、どんな訪問者だというんだ。こんな森に、こんな塔に、こんな夜に。
 まだ扉を開いてもいないのに、老人は考え込んだ。その間にも気が抜けた声は響き続ける。すいませーん、どなたかいますよねー、いますよねー。既に相手は確信を持って扉を叩き続け、言い続けている。そうだ、開けてみなければわからぬではないか、というところまでようやく思考がたどりいたとき、老人はのろのろと扉の鍵を開けた。瞬間、了承もなしに扉は勢いよく開かれる。この態度はやはり政府の人間か、と老人がかすかな希望を持ったのはすぐに撤回される。
 目の前に現れたのは若い青年だったのだ。ひょろりと背が高く眼鏡をかけているのはまだしも、白い長い髪を一つにまとめて、なぜか白衣を着ている。政府の人間ではない。かといって、旅人でもなさそうだ。そもそも旅人ですら、ここが国の堺だからといって通り抜けることはそうしない。通り抜けることがあってもこの塔に踏み入れることはしないのだ。ならば、何者だ。老人は最後に強盗という選択肢しか思い浮かべられず、何か凶器はないかと探したがぜんまい時計にあふれかえった部屋に凶器はなかった。
 だから老人は精一杯睨みつけた。しかし身長差のせいで大した迫力もなかった。
「何の用だい」
 現に青年は、その不信感たっぷりの言葉にも高らかに笑って返すだけだった。道に迷ったんです、とはっきりと困った様子もなく笑い続ける。そんな恰好で道に迷うなんてふざけたこと言うもんじゃない、と老人は言い返そうとしたが、言い切るどころか前半も言い終わらぬうちに本当にねえ、と同意してきた。
 話をよく聞けば、どうやら森の住人らしい。医者だというが、胡散臭い。白衣を着れば誰しもが医者になれるというのだろうか。しかし、ただ散歩をしていて気が付いたら奥まで迷い込んでしまったという。だから今まで踏み込んだことがなかった時計の塔を探索ついで、一晩明かして家に帰ろうと思ったと。そう話している最中も笑い話を話しているかのように青年は笑い続けていた。そういう性質なのだろうが、老人にはいやに癇に障った。たぶん、この青年のようなふざけた輩が外で好き勝手しているというのに、自分が何十年もここに閉じ込められていると考えてしまったせいだろう。
 今まで人と触れ合うことがなくて寂しいと思い続けたが、触れ合うことで生まれる憎しみがあるのだな、と少しだけしみじみした。そんなことはすぐに嫉妬が老人の心を揺さぶって、忘れられたが。しかし青年を外に追い出すわけにもいくまい。力ずくで追い出そうとしたところで無理だろうが。仕方なく老人は冷静ぶって、そこにかけなさい、お茶を今出そう、と言った。あ、僕紅茶以外飲めないんでよろしくお願いしますね、と追いかけて言われたのに老人が我慢できたのは、奇跡的な出来事だったろう。
「ふう、いやいや、ほんとご迷惑おかけしますねえ」
 にこにこと愛想よく青年は言う。幸い椅子が二つあったので、二人はそれぞれの椅子に座っていた。青年の手には温かな紅茶の注がれたカップがしっかりと収められている。塔には客人用のカップなど勿論ないので、老人が機嫌のいい時使うカップを出しただけだ。無論、現在の老人の機嫌はまったくもって良くはなかったのだが。
 青年は紅茶をちょびちょび飲みながら、辺りを見回す。いや、それにしても凄いですね、と感嘆しているようなどうでもよさそうな声で言う。いや何、大したことじゃない、と老人は形だけ取り繕った。内心はそうだろう、と胸を張っていた。このぜんまい時計たちを生かせ続けてきたのは自分である、そして自分を生かせ続けたのもぜんまい時計であると。
「若い方には、気持ち悪いでしょうな。これだけのぜんまい時計は」
「いえいえ、僕もなかなかの時計好きでして。しっかし、これだけの量の時計はなかなか見ませんよ。それにすべてがちゃんと動いている――。いやいや、ほんと、面倒くさがりの僕にはとてもできそうにありません」
 まさかここまで褒められるとは思われず、老人はすこし気分を良くしてしまった。そんなことはない、私だってね、命がかかっていなけりゃ、とっくの昔に止めていたよ、とうっかりこぼしてしまうほどに。しまった、と思ったがもう遅い。青年はひどく興味を持った様子で、身を乗り出した。
「え、命がかかっているってどういうことですか。この時計の塔、何か秘密があるんですか」
「いや、その」
「教えてくださいよ。何、一晩の縁です。どうせ僕が家に帰っても言いふらす人も一人しかいませんしね」
 一人だけいるなら、それは世界に広まるようなもんだ。老人はそう思ったが、今晩を逃したらもう二度と人に会えないような気がした。そうすれば、今までのことを愚痴る機会もなくなる。ついさっきまでのようにぜんまい時計が止まらないうちに回し続けようと、必死になるだけだ。自分の命が尽きるまで。よく考えてみれば、青年にいい印象をこれっぽっちも抱いていなかったが、青年が現れることすらなければ不快感すらも抱けなかったのだ。無感情ではなくなっている今の自分は、久しぶりに人間なのだ。
 老人は、決心した。そう、一晩の縁。これは夢のようなものだ。急かす青年の前で、老人はようやく口を開いた。
「まあ、少しぐらいならいいだろう」
「やった! ささ、お話どうぞ。紅茶のお代わりは僕が注がせていただきますから」
「ああ。……まあ、老人のたわいない昔話になるがね」
 老人は話し始めた。二度と誰にも話すことがないだろう、彼の生涯を。
 彼は冬の寒い日、裕福な家庭で生まれた。古くからの貴族の家で、地位はそれなりに高かった。ゆえに慢心した。長男であるせいもあり、彼は甘やかされ、わがままを言ってもすぐに許され、犯罪じみた行為をしても金と権力で揉み消された。すべてが自分に許されたと思い込んだ。成人してもそれは変わらなかった。酒に溺れ薬に溺れ、そして女に溺れた。そんなある日、一人の女に惚れた。人妻だった。子供もいた。しかし何としても物にしようと思い、金や権力をちらつかせた。女はなびかなかった。どころか、彼に止めてくれと言う。だから若かった彼は酒に酔った勢いで無理やり抱いた。
「そう、私は、若かった。あれは若気の至りだったんだ。ありがちな話だろう……」
 女は自殺した。怒り狂った夫が彼を殺そうとした。しかし普段気が弱く優しい夫は、簡単に返り討ちにされる。見ていた子供も殺される。ついでに寝ていた祖父母も殺してやった。彼は逃げた。
 無論、それは今迄のように解消できる問題ではない。警察はすぐに彼を逮捕した。検察は彼を裁判にかけた。そして、彼は実刑に処された。その途中、女が妊娠していたことを知った。両親は彼を見捨てた。もし今までやった悪事の積み重ねがなければ、少しは違う結果になったかもしれないが。
「ほら、王が変わったとかで……いや、若い君は知らないだろうけどな、今の王になったことで法律も厳しくなったろう。その行為に値する刑をということで、ここにいるというわけさね」
 彼が案内されたのは牢獄ではなかった。国の隅にある大きな森だった。貴族だった老人が踏み入れたことのない土地で、そしてその森の真ん中には、大きな塔が建っていた。今にも崩れそうなレンガで建てられた、高い高い、塔だった。連れてきた刑務官が言う。ここがこれから、お前の家になる。いや、墓といったほうが正しいか。はじめ、相手が何を言っているのか理解できなかった。しかし、すぐ理解できるようになった。
 時計の塔の一番上に案内されると、人ひとりなんとか住める程度のスペースが目の前に現れた。彼はそんなことよりも、壁一面に飾られた時計に目を見張っていたが。すべてが正しく動き続けていた。これはすごい、と彼も今晩の青年のように声を上げた。まるで処刑であるかを忘れたかのように、童心に戻ったかのように。しかし刑務官は笑わぬ。ただ机に置かれたぜんまいたちを指差した。
「ほれ、早く巻かないと死んでしまうぞ」
 そう刑務官は言う。彼は訳が分からなかった。そのうち、床につくほど低い位置に飾られたぜんまい時計が止まった。すると、彼の心臓が死ぬほど痛くなった。意味が分からなかった。刑務官は少し面白そうな顔で見ているだけだ。ようやく先ほどの刑務官の言葉を理解し、あわててぜんまいを漁る。とにかく大きさから分別して、分別したぜんまいをその時計のところに持って行って乱暴に蓋を開け、ぜんまいを刺しまくった。その間にも死にそうなほど心臓が痛かった。
 運が良かったのか、二つ目のぜんまいで痛みは止まった。刑務官の舌打ちが背後から聞こえる。生き残ったか、と。荒い息を止めながら彼は振り返って叫ぶ。どういうことだ! 意味が分からないぞ! 死にそうだった! まるで自分が何もしていないかのように、被害者のように、叫んだ。刑務官は鼻で笑う。お前は頭が悪いようだ、自分が何をしたのかもう忘れたらしい、思い出せ、お前は他人を死にそうじゃない、死なせたんだ、わかるか、これからお前はそれを償わなければならない。そう言った。
 時計の塔は元々前の国王が観光名所として建設し、結局見捨てて放置されていたものだった。それを彼の処刑にあてることで再利用することにしたのだ。その処刑はとても簡単だ。彼のこれから住む部屋にある時計をひとつでも止め続けたら、改造されたぜんまき仕掛けの心臓が止まる。ただそれだけだった。そう説明されたとき、彼はハッと胸に手をあてた。
 そういえば、時計の塔に尋ねる前に手術を受けさせられた。処刑にあたる際、健康診断云々といわれた眠らされたではないか。その後妙な痛みがあったが、まさか、そんな。信じられない、と言った顔の彼に刑務官は追い打ちをかける。この部屋に踏み入れた瞬間から、もうお前の運命は決まっていたのだ、早く死ぬか、ぜんまいを回し続けることだな、もちろんぜんまい仕掛けの時計を解除すればどうにかなるだろうが、馬鹿なお前には無理だろうよ。そう言って、刑務官は去って行った。名残惜しむ暇はなかった。また心臓が止まりかけるような事態に陥る前に、どのぜんまいがどの時計にはまるのか調べなければいけなかったからだ。
 はじめはそれでも、なかなか慣れることはなかった。時計の止まるタイミングがわからず、ただただ待ち続けるばかりだったのだ。食事は合間合間無理やりとった。これで鳥が飲み物と食料を定期的に運んでくれなければ、とっくに死に至っていただろう。
「まあ、今はもう、残念ながら慣れてしまったが」
「なるほど、なかなか大変そうなご生涯で」
 まあな、と言いながら老人は少しいらついた。お前のような若造にわかった口がきかされてたまるか。どうせ平凡で幸せな人生を歩んできたのだろう。若くして医者になったのならば、女はいくらだけでも寄ってくる。酒も買えるし薬だって……。気がつくと、老人は自分の下唇を噛み締めていた。血が出そうなほどだったので、あわてて緩めた。青年はやはり微笑みながらそれを見ているだけだった。
 ごまかすように老人は話題をつむいだ。
「そうだ、あんた医者なんだろう。だったら、私のぜんまい仕掛けの心臓をどうにかできないかね」
「それは医者って言うより、修理屋って感じでしょう。それに政府の修理屋が手を付けたなら、普通の修理屋じゃ手の施しようがない。なにより、罪人を助けたってことで罪に追われる」
「罪人?」
「そう、だってあなた今、処刑中でしょう」
 処刑中。そうか、私は今処刑中なのか。老人はすっかり忘れていた。生活に慣れすぎていたのだ。それはもう処刑ではなく日常で、青年に話しかけたことだって別に本心からじゃない。もう老人はつまらぬ日常に変化を求めるだけの子供と同じだった。
 青年は悩ましい声を出した。
「ううん、刑務所は失敗したみたいですね。やっぱり法律が変わった初期だったせいかな」
「……いや、そもそも刑務所は判決自体を間違えていた」
「それは、どういうことです?」
「私は若かった。まだ未来に満ち溢れていた。もしかしたら国を変えたかもしれない。そんな若者を刑務所は、政府は殺したのだ。私はもうこんなに老いた。若い君にはわからないだろう。この老いていくつらさが。未来を奪われた悲しみが……」
 最初はちょっとした同情心を買うつもりと、政府の駄目加減を愚痴りあえたらよかった。どうせバカな若者はそうですね、まったくそのとおりですと老いた自分を祭り上げてくれるだろうと思ったのだ。しかしそのうち、今まで口にしなかった、してもしょうがなかった本音がこぼれはじめる。くそ、くそ、と合間口にしながら、批判を老人は叫んだ。
「俺は悪くない! あの誘惑した女、そう、あいつが悪いんだ! 今俺が殺していなきゃ、相当醜い姿になっていただろうよ。美しい姿で殺してやった俺を、あいつと政府と刑務所はほめたたえるべきなんだ!」
 最後にはそうまで言い切った。酒は入っていないが酔っていた。それを青年はどうしてやはり微笑んでいるだけだ。同意はしなかった。ある程度落ち着いて、まあ、僕に難しいことはわかりませんが、とお代わりの紅茶を注ぎながらささやく。
「その女性を知りませんから何とも言えませんが、あなたは死ぬべきでしょうねえ」
「……なんだって、なんて言った」
「死ぬべきだと。だって人をええっと、五人殺したわけでしょう? しかも性欲のために。ばっかだなー。裁判所も面倒なことしないで、とっとと殺せばよかったのに。いや、さっき初期だからしょうがないって言ったばっかりでしたね。アッハッハ。こりゃおかしい」
 老人の頭の中で、何かがプツンと切れた。若い頃はよく聞こえた音だったが、処刑されてからは初めての音だった。
「……何がおかしいんだ、テメエ! 会ったときから気に入らないとは思っていたが、今回ばかりは許せねえ。おい、もう出て行け! テメエなんてな、とっとと獣にでも食われて死んじまえばいいんだよ!」
 つばを青年に吐きかける。青年はさらっと紅茶のカップと共に避けた。そしてほらやっぱりぃ、と平然と言う。反省してないじゃないですかー、だから死ぬべきだったんですって、死ぬ直前になってそういう人ってようやく反省するんですよー、ま、そこで生き残らせても再犯する馬鹿ばかりでしょうけどね、と続けた。
 頭に血が昇った老人は、とうとう青年の首元をつかんで殴りかかろうとした。が、途中で止まる。そのときばかりは冷たい表情をしていた青年も、きょとんと不思議そうな顔になる。どうしたんですか、気分悪いんですかーとまた神経を逆撫でするように聞いたが、答えがない。首元は解放され、老人はどさっと座り込んだ。
「て、てめえ、何を」
「いや、僕は何も」
「……そうか、時計か。時計なのか」
 青年の言葉など聞こえないように、老人は体を引きずってある時計の前に立った。万年時計だ。老人が多くある時計の中でも一番好きだったやつだ。なにせ、一年に一回だけ巻けばいいだけだから。その分忘れやすいこともあったが、忘れていたのは数年ぶりだった。
 老人は久しぶりの痛みに呼吸を乱しながら冷静さを保とうと必死になった。いつの間にか止まっていた万年時計の蓋を開け、一番大きなぜんまいで巻き始める。なるべく急いで、丁寧に。――これが終わったら、あの男、本気でぶん殴ってやるからな。口の中でそう呟きながら、巻き終えた。万年時計はゆっくり動き始める。しかし、心臓はたしかに止まりかけていくばかりだった。
「な、なんでだ。他に、まだ、止まっている時計が」
 息が荒いまま、老人は仰向けに倒れこんだ。苦しいせいもあったし、これで部屋全体の時計が見渡せるからだ。だが、どれ一つとして止まっていない。ならば、と老人は首だけを青年に向けた。青年はもう怒鳴られたことなど忘れたように、優雅に紅茶を飲み続けていた。
「や、やっぱり、てめえ、が、刑務官、それとも、ああ、ア……」
 ぱたり、と怒りで握ってた老人の拳がほどけた。絶命したのだ。同時に、部屋中の時計も止まる。青年は静寂に包まれた部屋を見上げて、ふうん、と呟いた。
「本当におじいさんと一心同体だったんだー。いや、時計だからなんて言うべきかなあ。心はつながってなさそうだし」
 ま、いいか。本当にどうでもよさそうに彼は言い、席を立った。死んだ老人に触らないで、ただ頭を下げた。そのとき、白衣の右側がやけに垂れ下がった。おや? と青年はそのポケットに入っていたものを取り出す。そして、すこし困った顔で笑って見せた。
 中に入っていたのは、止まった懐中時計だった。それを老人の死体に見せるようにしながら、言う。
「すみません。いつもなら僕の可愛い助手が巻いてくれているので、忘れておりました。でもま、一晩の縁ですし、お許しください。あ、僕はこれで帰りますね。ではでは、失礼しました」
 そう言い残して、青年は部屋を出た。老人の部屋はこれでまた、元通りになった。老人が訪れる前の、静かな部屋に。
 数日後、無事に戻った青年は、何かが崩れた音とその可愛い助手の驚嘆した声を聞いた。
「んん、何の音だい?」
「見てみろよ、あれ。時計の塔崩れてるぜ」
「おやま、本当だ」
「老朽化が激しかったからな、まあ、仕方ないよな」
「そうだねえ、紅茶もまずかったし」
 その青年の言葉に、助手は首をかしげた。時計の塔に紅茶屋でもあったのか、と。青年は首を振る。あったのは、そう、墓場だけさ。助手はさらに首をかしげただけだった。
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